仕事と作業

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 会社で「仕事と作業は違う」と上司に指摘された。上司いわく、「仕事は先につなげることでメールの処理や入力作業そのものは作業でしかない」とのこと。パン屋さんで例えるならレシピ通りに作ったりマニュアル通りの対応したりするのは作業で、その日の天気によって材料の配合を変えたり集客するためにつながる行動が仕事ということなのだろう。私の会社での行動は作業でしかなく、仕事ではないとのことだった。「作業ならアルバイトでもできる。」そう言われた。

 おそらく、多くの企業が欲しい人材とは仕事ができる人で作業ができる人ではないのだろう。臨機応変に対応できることが前提で仕事というものはあることを改めて痛感させられた。臨機応変に対応する力は生まれ持ったものか、時間をかけて育てるものだと思っている。私も臨機応変に対応する力を身に着けて仕事ができるようになりたい。
 

叫びたいけど難しい

今週のお題「叫びたい!」

 

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 私が叫びたくなる時は、想定外のことが起きてパニックになったときが多い。仕事の始業時間に間に合わなくなるかもしれない状況になったり、仕事のイレギュラーに見舞われたりしたときだ。小さい頃はちょっとしたイレギュラーが起きた時にはよく泣き叫んでいた。今のほうが少しはましだと信じたい。

 

自分一人で運転するときは(自転車や車)のときは腹がたったりうまくいかないとよく大きな声を出していた。(自転車の場合は人通りがほとんどない場所に限る。)ただ、これに関しては大きなデメリットがある。のどに負担がかかる。私は声の出し方のコツを知らないため、のどに負担をかけない方法を一つしか知らない。それは水や肌に負担のかからない程度のお湯を洗面器に入れて、その中で叫ぶというものだ。叫びたくなったときはこの方法を利用している。しかしながら声を出して叫んだ満足感が得られないことがたびたびある。一番いいのは人がいない場所か、もしくは近隣に誰もいない一軒家で叫ぶことだろう。前者を探すのが一番簡単ではあるが、理想は後者だなと感じた。

 

 

 (余談:まったく関係ないが、このお題で真っ先に思い出したのがアニメ「吸血鬼すぐ死ぬ」の4話のロナルドの叫びだった。あの叫びは癖になる。もしこのアニメを知らなければ見てもらえたらうれしい。)

10年という時間

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

 

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 この10年間で変わらなかったことといえば、学生時代の友人との関係だろうか。10年来の友人がいるのだが、関係性がほとんど変わっていない。それぞれ別の進路を選択して以来、夏休みと冬休み(社会人になってからは盆と年末)は日程調整してファミレスでひたすら話をするだけの関係性をもう10年以上続けていた。残念ながら、流行り病が流行してからはオンライン通話で話をする形となった。ただし、それがきっかけで成人式以来あっていなかった友人と連絡をとることができた。今まで、「話したい、会いたい」といっていたが機会を逃していてもう何年も友人経由でしか近況を知らなかった。久々に(オンライン上とはいえ)話したというのにまるで昨日ぶりにあったかのように自然な形でスムーズに話ができた。腹を割って話せる友人がいることはとてもありがたいことだ。叶うなら、これからもこの関係性が続きますように。

 逆にこの10年間で変わったことといえば、アニメ以外の映画や舞台観劇に興味を持つようになった。学生時代はアニメとマンガに夢中でそれ以外の世界は全く興味が持てなかった。きっかけは日曜朝の特撮ヒーローだった。田舎育ちでテレビで見るものが少なかったときは時々見ていたのだが、たまたま暇つぶしに見ていたらこれが面白い。アクションシーンがかっこよくて、いつの間にか惹かれていた。その調子で「アクションシーンがもっと見れる作品がないか?」と探していたら映画やドラマにたどり着いた。そして作品を通して知った俳優さんに興味をもち、舞台にまで足を運ぶようにもなった。10年前の私だったら信じられないだろう。「芸能人は現実にいるから興味を持ったとしても犯罪を犯したときに裏切られたダメージが大きい」というイメージが強くて忌避していた。同じ虚構ならアニメや漫画のほうが裏切られる要素が少ないと感じていた。結局アニメでも、演者さんや関係者が罪を犯す可能性があることが頭から抜け落ちていただけだった。私の場合は俳優さんの演技そのものに興味があるタイプのためか、仮に罪を犯したとしても「今までありがとう、永遠にさようなら」と割り切れるタイプのようだ。幸いにも演技が好きな俳優さんたちは私が知る限りでは大きな罪を犯している人はいないように思える。

 人というものは何かしら影響されて生きていくがゆえに、不変でいることは叶わないだろう。しかし、根本がゆるぎなければ大切なものは多少の変化があれど大きく変わることはないと思う。ただ、大切なものは日々認識していないといつの間にか変わってしまう。だからこそ、時間を見つけて認識しなおさなければならないと私は思っている。

本に関する小さな話

今週のお題「読書の秋」

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 本の紹介をしたかったが、タイトルの箇条書きになるため自分が本について思っていることを段落をわけて少しだけ語ることにする。

 

 本を読むのが好きで、仕事場の休憩時間や電車やバスのお供によく読んでいる。学生時代の休み時間に本を読んでいたからなのか、その習慣が抜けないまま今に至る。本を忘れたために、スマートフォンで時間をつぶしたことがあるがダメだった。あれは肩が凝る。電車やバス、職場で使うには眼も疲れる。外でスマートフォンを利用するのは家に帰ってから時間がない人が隙間時間で利用するしかない最終手段だと思っている。

 

 本を読むのは好きだが、感想を語ったり内容を細かく把握したりできているわけではない。酷いときは本を手にとって内容を少し見ないと思い出せないレベルのときもある。年齢を重ねたのもあるが、ほかのジャンルの作品(アニメ、漫画、映画、ドラマ)も見ているから脳みそに保存できなくなったのも大きいと思っている。そのため簡単に感想を残しておこうと思っているのだが、残念なことに続いたためしがない。時々思い出したかのようにメモレベルで残しておいたものがときどき役に立っているため、なんとか続けたいと思いつつ書き忘れる日々が続いてる。

 

 本は好きだが、管理が大変なのと自分が死んだあとのことや災害のことを考えるとものを極力増やしたくない。そのため極力図書館を利用することにしている。返すのが面倒だという人もいるが、最近は返却ポストがあるため閉館したあとも返すだけなら可能だ。図書館で不便だと感じることは、利用したい図書館がある地域で働いているか、住民票がないと貸し出しカードを作れないことと読みたい本が必ずしもあるわけではないというところだ。後者は仕方がないにしても、前者に関しては身分証があればなんとか貸し出しカードを作れないだろうかと思っている。一部の地域では身分証があれば図書カードが作れるので、もっとそのような地域が増えて欲しいと思っている。

セブンイレブン 5種具材のトウファ 

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昔、鍋料理のチェーン店でトウファというものを初めて食べたことがあった。正直味を覚えてなかったため、今回食べて見ることにした。

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蓋をあけると上の写真のような構造になっていた。正直、ちょっと取り出しづらい。付属のたれの量が多かったので甘すぎないか心配になった。しかし、それは杞憂だった。

トウファ自体に味はなく、無調整豆乳を牛乳プリンのようにゆるく固めたような感じだった。豆類は甘さと塩気があったが、トウファと食べると丁度いい塩梅だった。タレも甘すぎず食べやすかった。

味としては甘さ控え目で食べやすかった。個人的には好きな味。しかし豆乳の味が苦手な人にはオススメしない。豆乳の味が甘さで消えるわけではないので。豆乳が好きならオススメだ。

ちなみに原材料はこんな感じ↓
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映画:アナザーラウンド 感想(ネタバレ含む)

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予告動画のダンスシーンに惹かれて、今回見たのはアナザーラウンドという映画だ。内容をかなり雑に説明するなら「血液の中のアルコール濃度を一定に保つことが理想とされる仮説を四人の男たちが実験する。」というものだ。正直な話、見る前から「絶対失敗するでしょ…。」と思いながらも劇場に足を踏み入れた。

※ここから先は断片的なネタバレ含みます。


最初のうちは上手くいっている部分もあったけど、飲酒した人のアルコールの匂いってわかりそうなものだから実験してすぐに気が付かれないのか疑問に感じてしまった。あと飲酒持ち込む際に、瓶のまま持ってきた上に人目につきそうな場所に隠してるのガバガバすぎないか?と思ってしまった。ニコライの子供がやったことをニコライもやるんだろうなって予想していたらあたった、嬉しくない。トミーが飲酒の影響で投げた鍵をキャッチしそこねた時点で終盤の要素に繋がっていたのかと。あとメガネ坊ってあだ名はないよ!せめて名前で呼ぶとか。

酔っ払っているシーンはどうしてもシラフの人たちの気持ちに共感してしまった。店のものは壊されるし、盗まれるし。監視カメラはないのかと疑問を感じた。あとニコライの奥さんがワンオペ育児状態に見えたのでそこで夫が面倒を増やされたら溜まったものではないだろう。あの話を見ていて思ったのはかなりのアルコールを摂取してるにもかかわらず、大量にリバースする人や急性アルコール中毒で倒れた人がいないことにびっくりした。終盤、アルコールが原因で別のことが起こるけど。

自信と会話さえしていれば回避できた可能性があると思わせるシーンがあり、切なくなった。

この映画を見終わったあとで他の観客で「酒が飲みたくなった」と呟いた人がいるけど、私はあまりそう思えなかった。ばか騒ぎしているシーンは楽しそうだと思う反面、まわりからしたら嫌だろうなという気持ちにもなったので。

三人の同僚が一緒にダンスするは可愛らしさがあった。あと主演のダンスはかっこいいけど酔っぱらいの動きではないだろう!とも思ってしまった。

個人的にお酒や酔っぱらいが嫌いな人にはオススメしない。作った人や出演者が好きでない限りは苦痛のほうが大きいだろう。人を選ぶ作品だと思う。

畳の上でサボる

今週のお題「サボる」

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サボるというと高校の体育の授業を思い出す。学期末になると体育館や運動場でそれぞれ担当の先生が見守る中、サッカーやバスケなどのスポーツを友達同士で行う時間があった。一年生のときは参加していたが、二年生になると状況がわかってきて気がついたことがあった。好きなスポーツをするために移動したあとは、どのスポーツにどの生徒が参加しているかを先生同士で把握していないということだ。それなら「やりたいスポーツのエリアに行くフリをして更衣室サボっていてもバレないんじゃないか?」と私は思った。当時、つるんでいた一人にその話をしたところ彼女もサボりたがっていたので一緒にサボることにした。

結果だけいえば、バレないまま卒業を迎えた上に内申点が下がることはなかった。他の友達もサボりたがってサボる人数が増えたにも関わらずバレることはなかった。一回だけほかの教科の先生に出くわし、「体育の授業中なのになぜ廊下にいるのか?」と質問された。その時は私とつるんでいた一人しかサボる人間がいなかったため、彼女が「生理が急に来てしまったので、ナプキンを持ってる彼女(私)に借りようと思ったんです。」と言ってその場を切り抜けた。(説得力がないけど、生理=サボりの認識にはならないでいてほしい。急な生理はあるから。)

私の高校の更衣室はなぜか畳の部屋で(うちの学校は茶道部があったけど、部室は別で存在していた。旧茶道部の部室だったのかもしれない。)更衣室内に入ると履物をぬぐエリアが存在していた。私達は畳の上で土下座するような形でひたすら時間になるまで長期休み用の宿題に取り掛かっていた。雑談なんかしていたらバレる可能性があったというのも理由のひとつではあるが。サボり仲間の中には好きな本を持ち込んで読者している人もいたけど。

バレなかったのは日頃から校則を守っていて、授業を真面目に受けていたことが大きいと思っている。そうでなければ嘘も怪しまれていただろう。
日頃の行いは良くしておいて、適度にサボるくらいがちょうど良いのではないかと私は思っている。