スーツケースを引き連れて

今週のお題「引っ越し」

 

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 引っ越しといえばやることが多い印象がある。個人的に大変だと感じたのは、新居の下見、住所変更の手続き、荷造りだった。新居の下見は実際に見てよかったと感じても住んでみると不具合があったし、住所変更の手続きは市役所や免許センターの場所や手続き可能時間の関係で手間取った。荷造りに関しては一般的な失敗から少しずれた形になった。

 

 私は引っ越しの前にホテル暮らしをしていたのだが、(詳しくは過去記事参照)その荷物を入居当日に自力で持っていくことにした。それがちょっとした失敗となった。なぜなら、私が使用していたスーツケースは容量83L、高さ75.5cm、空の状態で5.6kgの重さのものだった。そのうえ空の状態で1kgのリュックも持っていた。スーツケースとリュックに大量の荷物を詰め込んだ状態でのチェックアウトおよび新居へ向かうこととなる。荷物を抱えながらの大移動、とてもしんどかった。実際に新居についても、階段を上らないといけない事態に陥ったのが一番苦しかった。普段の生活では全く気にかけていなかったが、ほんの少しの段差も障害となる。なんとか苦労のすえたどり着いた新居でほとんど何もできない状態でその日を終えたのを覚えている。

 

 この経験から、「自分で荷物を持っていくのは限りがある、無理はしない」と心に決めた。自分で荷物を持って移動するのは個人的にかっこいいと思っていたのだが、理想と現実はあまりにも差があった。