スーパーホテルで仮住まい②
前回からの続きで今回は実際に住んでみてよかった点や困ったことを書こうと思う。
ホテルで暮らしていてまず最初に困ったのは衣類の洗濯だ。洗濯機や乾燥機ははホテル内にあるのだが(洗濯機は200円、乾燥機は100円)、毎回使うわけにはいかない。洗面所で洗濯をすることにしたのだが、何よりも脱水が面倒だった。幸いにも私が住んでいた時期は薄着の季節だったためなんとかなったが、冬までホテル暮らしをしていたら大変だっただろう。絞るだけでは水が残ってしまったため、バスマットでぬれた衣類を包んで脱水することにした。
次に洗濯したものを干す場所の確保だ。あいにく、こちらのホテルには衣類をかけることができる場所は限られている。そのため私はバスルーム内にあるタオル類がおかれている場所にピンチの多い洗濯ハンガーを設置。また、ドアハンガーを買ってきてバスルームの扉に取り付けた。ちなみにドアハンガーはセリアで購入。バスルームのドアの厚さは3.5cm。少し無理をした形にはなったが取り付けることができた。
宿泊前は「シャワーカーテンの上の部分にハンガーをつけられるのではないか?」と思っていたが、到着早々残念な結果が私の眼前に広がった。
次に困ったことは、清掃員さんによって掃除の仕方が違うことだ。コップを出しておいても洗ってくれない清掃員さんもいれば、きちんときれいに隅々まで掃除してくれる清掃員さんもいる。一番困ったのは以下の写真の状態でスリッパがおかれていたことだ。
おそらく、清掃時に一時的に置いたことを忘れて部屋を出て行ったのだろう。ときどきこのようなことが起きた。
ここまで書くと、ホテル暮らしって思ったより良くないのではと思われるがそうではない。私が暮らしていてよかったと思う点を挙げていこうと思う。
①清掃する必要性がない
清潔な空間で毎日生活できるのは本当に楽だった。部屋がほこりっぽくて気分がさがることはなかった。シーツも取り替えてもらえるため、肌や髪の毛にとってもよかったと思う。
②温かい朝食が食べられること。
スーパーホテルは温かいバイキング式の朝食が食べられる。日替わりの主菜、副菜、パン、ヨーグルトにドリンクバーとみそ汁、ごはんがあった。(ちなみに今回はコロナ禍だったため食事をとってくるときにアルコール消毒とビニール手袋の着用が必要だった。)朝からがっつり食べたい人にはとてもおすすめだと思った。個人的にこれが一番ありがたかった。朝から何か買うのは面倒だし、かといって朝食を抜くのは私の本意ではなかった。そのため温かいご飯が用意されてるのは本当に助かった。
ホテル暮らしをしてみて思ったのは「お金が続くならやりたい」だった。暮らしていく中で料理をしたいと思ったときがあったけど、料理とお金の問題がクリア出来たらまたやってみたい。