原産国と国産
ときどき買っている鯖の缶詰をなんとなく見ていたときのことだった。
表側の表記には「日本産さば原料使用」と書いてあったのだ。それを見たときに私は違和感を感じた。なぜなら原材料名を確認したときは日本産だと認識していなかったからだ。ひっくり返して裏面を見ると「原産国名：タイ」と書いてあるではないか。
日本産なのにタイ産？そう思ってインターネットで調べてみた。そのおかげで以下のことがわかった。
・「原産地」とは、貨物が実際に生産・製造された国
つまり、原料原産地のことです。
・「原産国」とは、実質的に製品の生産が行われた国、
つまり、最終加工地のことです。
引用元：
私が買った鯖の缶詰の場合は原産地が日本、原産国はタイとなる。
原産国が他国なのは製造側の費用の問題だろう。仮にすべての工程を日本で行った場合、たぶん今よりも高い販売価格になっているのだろう。安い販売価格なのはありがたいけど、なんだか複雑な気持ちだ。
