読みたい、聞きたい

 もしも英語が使えたら、私は原文が英文の本を読んだり未翻訳の映画やドラマ、ドラマCDを聞いたりしたい。

 10代のころ、私は「別に海外に出るわけでもないし、いざとなったら翻訳サイトがあるからいいや」と思っていた。しかし年齢を重ねていく中で海外作品に興味を持つ機会が多くなってきた。翻訳されたものは翻訳者の解釈が入ってしまう場合があり、誤訳になることがあるということを知った。(英語が理解できて、その作品に思い入れのある方がネット上で指摘する場面をときどき見かける。)それでは原文から受け取る言葉の印象がだいぶ変わってしまう。だったら自分の力で英語が理解したいと小さな思いが芽生えてきた。残念ながら今日にいたるまで英語のスキルは身についていない。言語を勉強する努力を今日も怠っている。

久保田酒造 純米大吟醸『保津』甘口 

 先日、久保田酒造さんから純米大吟醸『保津』甘口を購入した。

この商品はアニメ「ID: INVADED」という作品とのコラボ商品だ。もともとこの作品が好きだった私は、前々からこちらの商品に興味があった。がしかし、最初のコラボの時は個人の事情で買い逃してしまった。今度は逃すまいと思い、勇気を出して買ってみたのだ。

 

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梱包をはずした状態

 頼んでから数日のうちに丁寧な梱包で商品が届いた。お値段は税込み5000円。(これに送料がかかる。)今回のコラボがなければ箱に入ったお酒を買うことはおそらくなかったであろう。

 

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紐を外した状態

 紐をほどくと美しい文字が表れた。箱にひもが通るサイズの穴があけられており、再利用しようとするのは難しいと感じた。

 

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箱から出した状態

 中をあけて、本体とご対面。写真で見た時も思ったが、想像以上に美しい作りだった。このイラストのキャラがまさかこんな風になるとは放送当時は思いもしなかった。

 

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商品詳細

 残念ながら、こちらの商品に関しては公式で商品詳細が載っていない。内容としては一般的な日本酒と差はないと思われる。

 

 実際にあけて中身を見てみると生成り色のようなうすく濁ったお酒。飲んでみるとさわやかな香りが口の中に広がり、さっぱりとした飲みごたえ。残り香はフルーティーな感覚だった。

 

 これまで、リキュール系のお酒以外はあまりおいしいと思ったことがなかったがこれはおいしく飲めた。今まで日本酒系で飲めたのはすず音と澪〈ROSE〉だけだったから、こちらの商品が飲めるとは思ってもいなかった。飲めなかったらご飯の艶出しや料理酒として利用すればいいとさえ思っていた。初めて日本酒をおいしいと思わせてくれた商品といっても過言ではない。それくらいおいしい。ただし、果実酒やリキュール系の甘さでない。そのため、注意が必要だ。それから、あけてから3日以内に飲むのが望ましい。時間がたつとせっかくの風味が半減してしまうので。

 

 

追記:もしこの場所がきっかけでID: INVADEDに興味を持ったなら最低でも3話まで見てほしい。そこまで見たうえで話を楽しめそうならぜひ最後まで作品を見届けてほしい。

 

 

 

スーツケースを引き連れて

今週のお題「引っ越し」

 

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 引っ越しといえばやることが多い印象がある。個人的に大変だと感じたのは、新居の下見、住所変更の手続き、荷造りだった。新居の下見は実際に見てよかったと感じても住んでみると不具合があったし、住所変更の手続きは市役所や免許センターの場所や手続き可能時間の関係で手間取った。荷造りに関しては一般的な失敗から少しずれた形になった。

 

 私は引っ越しの前にホテル暮らしをしていたのだが、(詳しくは過去記事参照)その荷物を入居当日に自力で持っていくことにした。それがちょっとした失敗となった。なぜなら、私が使用していたスーツケースは容量83L、高さ75.5cm、空の状態で5.6kgの重さのものだった。そのうえ空の状態で1kgのリュックも持っていた。スーツケースとリュックに大量の荷物を詰め込んだ状態でのチェックアウトおよび新居へ向かうこととなる。荷物を抱えながらの大移動、とてもしんどかった。実際に新居についても、階段を上らないといけない事態に陥ったのが一番苦しかった。普段の生活では全く気にかけていなかったが、ほんの少しの段差も障害となる。なんとか苦労のすえたどり着いた新居でほとんど何もできない状態でその日を終えたのを覚えている。

 

 この経験から、「自分で荷物を持っていくのは限りがある、無理はしない」と心に決めた。自分で荷物を持って移動するのは個人的にかっこいいと思っていたのだが、理想と現実はあまりにも差があった。

試験と遅刻

今週のお題「試験の思い出」

 

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 試験というと私は2つの出来事を思い出してしまう。どちらも私が高校生の時の出来事だ。

 

 1つ目は情報処理の検定の時の話だ。私は試験終わりになじみのある連中がいたため、その輪の中に入っていった。しばらくだべっているとそのうちの1人が「今日試験だったことすっかり忘れてたんだよね。珍しく今日は早く起きれたから仮面ライダーつけて流し見しながら『なんか忘れてんな?』と思ってたんだよ。でもってプリキュア(当時は日曜朝7時30分からスーパー戦隊仮面ライダープリキュアの順で放送されていた。)が流れ始めたあたりで試験だって思い出したんだよ。頑張って試験に間に合わせたわ~」その話を聞いて私はあきれると同時に少し驚いた。彼の家は学校から30分から40分ほどかかる。しかし試験は9時から開始だ。ギリギリ、下手すると試験に間に合わなかっただろう。私はよく事故にあわずに試験開始までに間に合ったなと思いつつ、パニックにならずに平然としてる彼に感心したのだった。

 

 2つ目は簿記検定のときだった。試験終わりに待ち合わせしていた友人のもとを訪れた時のことだった。一緒にいるはずの1人がいないのだ。「ねぇ、■■はどこ?」と私が訪ねると、友人の1人が「ああ、彼女なら試験時間に遅れたからほかの級を受けてる子たちと一緒に試験受けてるよ。」と。この話を聞いたときに、学校の対応甘すぎると思った。ちなみに■■は遅刻ぐぜのある人で待ち合わせにもしょっちゅう遅れてくる人だった。平然と遅刻するような人だったから学校側が厳しく対応してくれればいいのにと思いながら友人の話を聞いていた。

 

 こうして思い出してみると両方とも遅刻がらみのうえに、試験自体のエピソードはないところが不思議なところだ。それに私自身は約束や時間を守るタイプの人間にもかかわらず、なぜか1人か2人は遅刻にかかわる人間が出てくる。類は友と呼ぶという言葉はこの場合に限り適用されないらしい。

 

 

スーパーホテルで仮住まい②

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 前回からの続きで今回は実際に住んでみてよかった点や困ったことを書こうと思う。

 

 ホテルで暮らしていてまず最初に困ったのは衣類の洗濯だ。洗濯機や乾燥機ははホテル内にあるのだが(洗濯機は200円、乾燥機は100円)、毎回使うわけにはいかない。洗面所で洗濯をすることにしたのだが、何よりも脱水が面倒だった。幸いにも私が住んでいた時期は薄着の季節だったためなんとかなったが、冬までホテル暮らしをしていたら大変だっただろう。絞るだけでは水が残ってしまったため、バスマットでぬれた衣類を包んで脱水することにした。

 

 次に洗濯したものを干す場所の確保だ。あいにく、こちらのホテルには衣類をかけることができる場所は限られている。そのため私はバスルーム内にあるタオル類がおかれている場所にピンチの多い洗濯ハンガーを設置。また、ドアハンガーを買ってきてバスルームの扉に取り付けた。ちなみにドアハンガーはセリアで購入。バスルームのドアの厚さは3.5cm。少し無理をした形にはなったが取り付けることができた。

 

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宿泊前は「シャワーカーテンの上の部分にハンガーをつけられるのではないか?」と思っていたが、到着早々残念な結果が私の眼前に広がった。

 

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(レール式のシャワーカーテン、開閉はスムーズだが洗濯置き場に利用できず)

 

 次に困ったことは、清掃員さんによって掃除の仕方が違うことだ。コップを出しておいても洗ってくれない清掃員さんもいれば、きちんときれいに隅々まで掃除してくれる清掃員さんもいる。一番困ったのは以下の写真の状態でスリッパがおかれていたことだ。

 

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(空気清浄機の上にスリッパがのっている)

 おそらく、清掃時に一時的に置いたことを忘れて部屋を出て行ったのだろう。ときどきこのようなことが起きた。

 

 ここまで書くと、ホテル暮らしって思ったより良くないのではと思われるがそうではない。私が暮らしていてよかったと思う点を挙げていこうと思う。

 

①清掃する必要性がない

 清潔な空間で毎日生活できるのは本当に楽だった。部屋がほこりっぽくて気分がさがることはなかった。シーツも取り替えてもらえるため、肌や髪の毛にとってもよかったと思う。

 

②温かい朝食が食べられること。

 スーパーホテルは温かいバイキング式の朝食が食べられる。日替わりの主菜、副菜、パン、ヨーグルトにドリンクバーとみそ汁、ごはんがあった。(ちなみに今回はコロナ禍だったため食事をとってくるときにアルコール消毒とビニール手袋の着用が必要だった。)朝からがっつり食べたい人にはとてもおすすめだと思った。個人的にこれが一番ありがたかった。朝から何か買うのは面倒だし、かといって朝食を抜くのは私の本意ではなかった。そのため温かいご飯が用意されてるのは本当に助かった。

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 ホテル暮らしをしてみて思ったのは「お金が続くならやりたい」だった。暮らしていく中で料理をしたいと思ったときがあったけど、料理とお金の問題がクリア出来たらまたやってみたい。

スーパーホテルで仮住まい①

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 数か月の間、私はホテルで暮らしていた。理由は家が決まらなかったからだ。新しい仕事場は実家からは通えなかった。家を決めるにしても下手に慌てて決めて、悪い場所に住むことになるのは避けたかった。そのため、仕事をしながら家を探すことになった。ウィークリーやマンスリーのマンションも検討したが、そちらのほうが高いうえにで入居や退去の手続きがかなりめんどくさそうだった。せっかく同じ金額を出すならホテルのほうがいいなと思い、ビジネスホテルでしばらく暮らすことになった。今回はその時の話をしたいと思う。

 

 私が利用したのはスーパーホテル。私の利用したホテルでは月々12万円(1日あたり4,000円だった。)チェックインはフロントさんに声をかけ、料金の支払いは自動釣銭機で行う。(ちなみに両替もできる機械だった。)無料のアメニティは大きく分けて2種類ある。フロントの前にあるものは個数制限は設けらえていなかったが、フロントの向かい側にあるアメニティは女性5点、男性3点まで無料でもらえる。それ以降追加でほしい場合は料金を支払って持っていくスタイルだった。個数制限のあるアメニティの横にはフリーサイズのワンピースタイプのパジャマと硬さや大きさが違う枕が置いてある。

 

 それから朝は朝食コーナー、それ以外の時はフリースペースとなっているエリア。ウェルカムドリンク(私がいたときは酒の提供もあった。)があった。種類は以下の写真プラスお酒(焼酎、ウィスキー、日本酒、カシスやピーチのリキュール、梅酒など)があった。この写真ではスープとみそ汁があるが、これは朝食時のみ。あと紅茶も朝食限定だった。ジュースの種類は炭酸水、カルピスソーダ、カルピス、オレンジジュース、ジンジャエール、コーラ、ウーロン茶、野菜ジュース、グレープフルーツジュース(2021年のときのバリエーション)ちなみにコーヒーはアイスとホットだけで、ほかの種類はない。)

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朝食時のドリンクバー(ウェルカムドリンクの時は右2つは利用不可) 

 

 部屋の入り口は暗証番号式。会計時に出てくるレシートに書かれた暗証番号を入力して部屋に入る。部屋の中は机、ベッド、テレビ、小さな冷蔵庫、コップ、ウォールハンガー、ハンガー、空気清浄機、ドライヤー、ユニットバス、トイレ、歯ブラシセット、タオル類(バスマット、フェイスタオル、バスタオル)といった設備が整っている。

 

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部屋の中にあるウォールハンガー(ハンガーは備え付けのものが3つある))

 

 残念ながらこちらのホテルには荷物をおくスペースがないため、スーツケース以外でスーパーホテルを利用しようと考えている方は注意されたし。机の上に置くという手段があるが、部屋で作業や食事をするのならスーツケースで宿泊されることをおすすめする。

 

 話が長くなるため、今回はここまで。続きは次の記事へ。

 

激辛料理

今週のお題「赤いもの」

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私が真っ先に「赤」と聞かれて思い浮かぶのは激辛料理だ。きっかけは「辛い物を食べるとやせる」というのと、銀魂の登場人物で激辛料理が好きなキャラクターがいたからだ。小さい頃は辛い物をあまり食べられなかったはずなのに、気が付けばちょっとの辛さだと満足できなくなっていた。ペヤングの激辛焼きそばでやっと「辛い」と感じるレベルになってしまっていた。あるとき、地元のつけ麺屋さんで辛さの量を「10辛」にしてもらって食べたことがあった。初めての「10辛」を食べきってうれしさを感じた。しかし翌日、私の体に異変が起こった。おなかが痛くて体を動かすのが難しくなってしまったのだ。私の舌は辛いものに感覚がマヒしていたが、体のほうは正常に危険信号をはなっていた。おなかの痛みは一時的なもので、時間がたてば普段通りに動けるようになった。しかし、それ以来激辛料理を食べたくなったら、次の日に予定が全くないことを確認してから食べるようになった。激辛料理はし好品なんだと認識させられた出来事だった。